proj-inclusive 定例 2023-12-07
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ビジョン
お金を持っていようと持っていまいと老若男女が一緒に社会を考え行動する
自己紹介名前、このPJでやりたいこと、一言
右上のメニューで create my pageすると、 ctrl+i で自分のアイコンを設置できます
Koichiro Shiratori:大学の研究者、非エンジニア、調整に追われ有意義だが瀕死Koichiro Shiratori.icon
森本大樹:AIを用いたデータ解析の研究、チャットボット開発、自動コード生成開発、年末はゴロゴロしたいもりもとだいき.icon
syuparn(シュパーン):バックエンドエンジニア、制度シミュレータの大掃除がしたいですsyuparn.icon
赤澤直樹:Web3系スタートアップでCTOをしています。機械学習エンジニアからキャリアを始めて今はweb3界隈です。
ふるはし:医療機器のソフトウェアエンジニア。社内のアドベントカレンダーで都知事杯の紹介をしたら反響大furuhashi.icon
あぜがみ:データエンジニア。根拠を持って体外的なアピールができるようにGoogle Analyticsなどを使って利用状況を可視化したいなと思ってます。今日は引っ越し作業をしながらになるので、途中で抜けると思います。あぜがみ.icon
新井悠介:はじめまして。自治体向け情報システムの企画構想を行っています。プログラマーではないですが、何ができるかも含めていろいろ勉強させていただければと思います。
タイムスケジュール
14:30-15:00 (技術的相談、自由参加)
15:00-15:15 ハドルに集まる、自己紹介
15:15-15:30 進捗報告
15:30-16:10 対外連携について
16:10-16:55 開発について
16:55-17:00 まとめ、次回日程ほか
進捗報告(YWT=①やったこと、②わかったこと、③次にやること、を共有)
対外連携Koichiro Shiratori.icon
やったこと
防窮研究所を含め、多方面と調整
わかったこと
組織として動く場合(特に新設の組織の場合)、想像以上にていねいに慎重に動く必要あり
しかしヤドカリくんと防窮の概念は対外的にかなりニーズとアピールがあり、継続的に進める価値がある
次にやること
情報共有と意識合わせを進めながら、研究助成への応募、防窮研究会の開催、第一弾アライアンスのプレスリリースなどに向かう
制度シミュレータ開発
やったこと
syuparn.icon OpenFisca最新版にバージョンアップ
syuparn.icon 自動生成、政策シミュレータ対応の準備(リファクタリ
あぜがみ.iconチュートリアルの作成
わかったこと
syuparn.icon 政策シミュレータ対応困難な実装が存在
複数世帯の場合に計算が失敗してしまう
あぜがみ.iconOpenFiscaの理解が深まった
つぎにやること
あぜがみ.icon頂いたコメントの内容を修正して再レビュー依頼
furuhashi.icon OpenFiscaに興味はあるけど敷居が高いと思っている方に試してもらって、質問を受け付ける会などしても良さそう
syuparn.icon コード整理を継続
利用規約・プライバシーポリシー案作成
やったこと
もりもとだいき.iconチャットボットの利用規約・プライバシーポシリー作成
あぜがみ.icon特になし
わかったこと
もりもとだいき.icon内容の確認必要あり
つぎやること
あぜがみ.icon利用規約講座の内容を踏まえて利用規約の草案を作成する
OpenFisca本家とコンタクト
やったこと
OpenFisca本家のslackに参加
世界デビューいいね!!!!!!!Koichiro Shiratori.icon
わかったこと
OpenFisca本家のMattiさんがナイスガイ
次にやること
適宜本家にOpenFiscaの質問をする
対外連携について
一般社団法人防窮研究所
経費(GPT plus、miiboなど)
旅費なども含め、法人として部外者に利益を提供するには名目が必要のようで、可能であれば経費を使う方は一般社団法人防窮研究所の特別会員(会費なし)になっていただければと思います
また、アプリを開発するに当たって、法人がなぜお金を出すのかについても説明できる必要があるということになりました(現時点では防窮研は見返りとなる何の権利も持っていないため)
商標登録
そもそも、「支援みつもりヤドカリくん」という名称を商標登録しないと、競合他社などが先に登録することでわれわれが名称を使えなくなったり、それどころか損害賠償を求められたりするリスクがあります。ただし、商標登録にはお金がかかります(ケースによるが5万円以上など)。
そこで、防窮研に商標登録してもらうことが考えられます。オープンソースソフトウェアなのでコードを誰かに使ってもらうことは構わないとして、他者が「支援みつもりヤドカリくん」という名前を勝手に利用することはできなくなります。上記の経費問題もクリアできそうです。
→特に、対外連携する上では、悪意の第三者に商標を取られると多大なる迷惑を先方にかけることになるので、何らかの手当が必要
産官学民連携(方針・アイデア)
自治体
支援団体
教育研究機関
OpenFisca国際コミュニティ
12/16 都知事杯ブレスト会
アンケート回答状況
アルムナイスレッドの立ち上げ、MTG
宮坂副都知事の発表資料で官民共同でDXを推進していきたいとの内容
ブレスト会で、シビックテック側から協力できることと、東京都側に求めることを伝える
白取さんが欠席のため、当日は森本とAmyさんで伝える(資料は現在作成中、dx-junkyardの元谷さん、code for nerimaの今村さんも協力してくださっている)
g0v Summit 2024
有意義な機会、プロポーザル締切12/10、自腹でも行く人がいるかどうか
中期的な戦略
まずはアプリの質と防窮訓練のコンテンツの拡大を図る
アプリ「支援みつもりヤドカリくん」への現場からのフィードバック
「防窮研究会」(月1回)での、防窮概念や防窮訓練の内容(テキスト含む)の開発・改善
研究会を毎月行い、第一弾の防窮訓練スライドセットと防窮のテキストを完成させる。「どうしても大切な人に伝えたい」と思うようなメッセージを精製する。防窮訓練を各連携団体と可能な範囲で実施する
当面、時間を60分程度とし、報告者がいる回と防窮訓練やテキストのたたき案を検討する回を原則として交互に実施する。防窮研究所の理事・監事や研究者や連携団体からの参加者のうち、各回に参加可能な人で最大で15~20名程度の出席を見込む。
防窮訓練・テキストワーキンググループ
メンバー構成:研究者および実務家4~10名程度
スケジュール案(年度内)
月の最終火曜日の19:00-20:00(Zoom)
1月30日(火)19:00-20:00:「研究会の目的と防窮について」白取耕一郎
2月27日(火)19:00-20:00:防窮訓練・テキストの構成たたき案
3月26日(火)19:00-20:00:「連携団体より報告①」proj-inclusive(仮)
……
多団体の協働で研究助成の獲得を目指し、採択された場合に開発を拡大する→実績を蓄積し、経常的な助成金を目指す(現在の事業収入に加え、会員を集め会費収入を少しずつ増やしていく(クラウドファンディングサイトのマンスリーサポーター制度など))
研究テーマ:防窮プログラムの効果検証
支援のスティグマ低減・生活困窮に対する自己効力感向上・支援制度の理解や記憶などの心理的効果、アプリのアクセス数増加・相談件数増加・支援申請件数増加などの社会的効果
チャット履歴→支援制度の改善に資するデータが得られる
紹介された制度数(ランキング)→利用者がどういう人かがわかる
利用規約の変更は必要?
予防の効果がわかる→中長期的なメリット(EBPM)
例)ソーシャルインパクトボンド(がん検診、八王子?)
防波堤→ならなかったという差
因果効果の測定もありうる? DID?
将来的なファンドレイジング、啓発(先行投資としての研究)
研究助成の例)
三菱財団:研究助成(社会福祉分野)
最大800万円程度、協力メンバー最大12名
申請2024年1月18日(木)締切、助成10月~(最大2年間)
サントリー文化財団:研究助成「学問の未来を拓く」
最大300万円
申請2024年2月、助成8月~
トヨタ財団
最大1,000~2,000万円
申請5月? 助成11月~(3年間)
日本財団
Code for Japanが台湾のg0vとの連携イベント「facing the ocean」に助成を受けたとのこと
開発について
GPTによるコード生成
やったこと
bingでwebブラウジング→openfiscaでコード生成は行えた
わかったこと
一気にコード生成するよりもdefごとなどの一部ずつなら生成可能
完璧なコード生成は難しい、コードのイメージがないと生成・修正は難しい
パラメータの生成が苦手
対象世帯("○○")の形式までは出力できるので、その先の詳細のブレイクダウンを書かせたい
何が何円か
支給制限はどんな式か
条件テーブルはどうなるか(yaml, csv化)
つぎやること
GPTを使用しつつ、どのように利用していくか運用方法を決める必要がありそう
開発者の手直しの補助にもGPTが使えないか検討したほうが良い?(下記)
※体感値でスピード2-3倍
AIでコード生成する上でのボトルネック
人間が手直しする(PRをさばく)際、単純なチェックで済まない箇所がボトルネックになる
その制度と同名/似た名前のVariableはすでに存在するか
制度は同じか異なるか
単位は世帯か個人か
派手に改修が必要
OpenFisca的なアンチパターンは存在するか (人数はsumをとる、Noneチェックは==で行う等)
→新規制度追加(コード生成)側だけでなく、手直し、レビュー側にも補助が必要そう
ツールチェーンでルールベースに?AI使う?
新たに必要なユーザーの入力情報がでてきた場合、ユーザー負担の少ないGUIをどうやって実現するか検討が必要。場合によっては入力項目をまとめたり省略する必要もあるかも
エディタ化について
現状はGPTそのまま使用
アプリ化すると、ライセンス使用料の負担が必要になる
年度末のデモデイに向けて新たに対応する制度候補
国の制度をリストアップして優先付けした(災害時以外も使える、金銭支援、対象者が多い、実装がしやすい、現場のニーズ高い制度を抽出)
日本学生支援機構の貸与型奨学金(無利子・有利子)
高等教育の修学支援新制度
職業訓練受講手当
特別障害者手当
(障害年金)
(国の教育ローン)
生活困窮者自立支援制度
住宅確保給付金
他に制度がないか調べる?
現場で困窮者支援をしている団体にヒアリングする機会ある?
実装する前に、制度算出に必要な情報・ロジックを可能な限り調査して、設計方針を立てたい。(Variableの階層構造など)
実装済みの制度
児童手当
児童扶養手当
特別児童扶養手当
障害児福祉手当
生活福祉資金貸付制度
生活保護
高等学校奨学給付金
児童育成手当(東京都)
障害児童育成手当(東京都)
重度心身障害者手当(東京都)
受験生チャレンジ支援貸付事業(東京都)
最大でも5制度(平均的な進捗だと2つ)程度? 基本的なものをそろえる
制度を増やすと入力も増えていく、どんどん増やせば増やすほどいいとはならない
災害系のものは別枠?
Chat bot側は対応可能
Who:だれの
生活に困った人
Pain:課題を
支援につながれないという問題
Solution:解決する
支援制度みつもりアプリ
Timing:なぜ今?
コロナ禍、物価上昇、貧困の増加
スマホが普及し、ネットにすぐにアクセスできる
Alternative:既存の製品は?
存在するが金額を出力できない
市役所に直接いく(行きにくい)
制度が大量に出てきて絞り込みにくい
Impact:社会的影響の評価は?
生活困窮者の相談数・申請数増加
生活困窮を理由とする自殺の減少
Why:あなたがやる意味は?
国内で誰も着手していない
営利企業ではなくOSSとして幅広い人が参加できるように設計している
次回日程、TODO
12月21日(木) 20:00~21:00 都知事杯進捗報告会(オフィスアワー)
12月23日(土)15:00-17:00 定例MTG
Koichiro Shiratori.icon対外調整
Koichiro Shiratori.icon研究助成の申請準備
もりもとだいき.icon利用規約の内容確認
もりもとだいき.icon12/16 ブレスト会の報告
あぜがみ.icon利用規約・プライバシーポリシーの草案作成
あぜがみ.iconチュートリアルの完成
syuparn.icon バックエンド実装の整理、レビュー効率化の検討
furuhashi.icon海外事例の調査